何やら最近お猫様がやたらと外の様子を窓から窺うので、まぁ天気のいい休日だしっという事で市内の公園近くの河川敷に連れて行くことに。
脱走防止のリードをお猫様に装着して、S氏の車でパッと目的地へ。
さぁ、やってきました河川敷。
ちょうどいいことに、あまり人気がない。
(公園の方は子供やら家族連れやらで賑やかだったけど)
ほらほら、君が恋焦がれてた(?)お外だよーっとお猫様を地面に下ろす。
家であれだけ所狭しと走り回るんだ。
外ならさぞかしはしゃぎ回るだろうさ。
っと思ったのだが。
………………
3分ぐらい経っているのに微動だにしない。
おいおい……あんなに興味津々だった外の世界じゃないか……。
どうやらあまりの広い世界に怖がっている模様。
まぁ、ずっと室内で育てられた箱入り娘だもんなぁ……(´-`)
それでも慣れてきたのか、一応周りを見渡す余裕ができたらしい。
キョロキョロキョロキョロ
お、動き出すか?っと思ったら。
カラスの鳴き声や羽音にビクッと腰が引けてしまう。
………ダメじゃん(´・ω・`)
何とか動かないものかと、S氏と僕の二人がお猫様から離れてみる事に。
15mほど離れたところでお猫様の様子を窺ってみる。
少し迷っていたが、少しずつ僕らの方に向かって歩き出す。
おぉ!やっと動いたか!
っと思ったら。
アスファルトと芝生の境目の手前でピタッと止まる。
歩いた距離、およそ5m(´・ω・`)
挙句の果てに、その場でか弱くにゃーにゃー鳴き出す。
!?Σ( ̄□ ̄|||)
それはもう、まるで親に保護を求める子猫のような鳴き方で……;
普段の尊大な態度はどこへいった!?
待てど暮らせどそれ以上動く気配はないため、諦めてお猫様の方へ戻る事にしたのだが。
普段からお猫様に痛い目に合わされているS氏(ってか、彼の場合は自業自得だと思う)、ここぞとばかりに普通には戻らず、わざと足音をたててお猫様に近寄る。
っと、
飼い主様が来たというのに威嚇体勢(笑)
しかも、思いっきり腰が引けてるし(爆笑)
その反応が楽しかったのか、何度かに渡ってお猫様から遠ざかったり足音をたてて近寄るS氏。
後で報復されても知らんぞ^^;
結局それ以上は動くことなく、時間ばかり過ぎて寒くなってきた&姐さんから連絡もあったので帰る事に。
うーん、脱走防止のためにとS氏が一所懸命リードをつけたというのに、全く意味がなかったなぁ(苦笑)
次に外へ出す時は、お猫様の大好きなおもちゃも持参してみようかしら?